石川ギター教室ブログ

現役講師が伝える大人からクラシックギターを弾く方法

初心者でも失敗しないクラシックギターの選び方

クラシックギター

はじめて自分のギターを持つのってワクワクしますね。

今日は初心者でも失敗しないクラシックギターの選び方を3つご紹介します。

「クラシックギターってどんな楽器?」と思った方は、まずこちらをお読みください。

ishikawaguitar.hateblo.jp

それでは選ぶポイント3つです。

1.ナイロン弦である

たいていのギターはスチール弦ですが、クラシックギターは必ずナイロン弦です。よくあるアコースティックギターとは弾き方やサウンドが違いますので、ご注意ください。

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楽器店に行くと、たくさんのギターがあり目移りしがちです。見た目だけでギターを選んでしまうと後悔するかもしれませんよ。

2.サイズがある

楽器は演奏のしやすさと音量のバランスで最適なサイズが決まっています。

本格的に弾きたいなら標準サイズのものを選びましょう。

クラシックギターのサイズは弦長で表します。650mmというのが標準です。ただ女性の方や手が小さい場合は、640mmないし630mmのショートスケールでもよいでしょう。

子ども用やトラベルギターとして、かなり小ぶりなものも売っています。これは大人が本格的に弾くには向いてません。まずは標準サイズに近いギターを選んでくださいね。

3.設計が良いものを

クラシックギターには手工品と量産タイプがあります。

手工ギターは材料にもこだわり手間をかけて製作しています。ただ高級なぶん値段も高いです。はじめての場合は、量産ギターから始めてみましょう。

量産ギターは設計に無理がなく品質のバラツキも少ないです。ギターの経験や知識がなくても失敗しにくいといえるでしょう。コストパフォーマンスが高いのも嬉しいですね。

ただ安すぎるギターは、どうしても音に魅力がなく弾きにくいです。入門向けの目安としては定価で6万円~のものが設計も良く長く使えるでしょう。

私の教室では、アリアのA-50 をお勧めしています。セダー(杉)とスプルース(松)のものがありますが、これは好みで選んで大丈夫です。

 

読んでいただき、ありがとうございます!