クラシックギターを弾くための第一歩。
それはチューニングです。ギターはピアノと違い、音が狂いやすい楽器です。弾くたびに自分で音を合わせないといけないわけですね。
でも心配することはありません。やり方とコツさえ覚えてしまえば、誰でもカンタンにできますよ!
チューナーを買う
教本には音叉を使った方法も書いてありますが、初心者にはハードルが高いです。まずはチューナーを使いましょう。
クラシックギター専用というのはないので、ギターチューナーを買えば大丈夫です。いまはギターのヘッドにつけるクリップ式のチューナーが主流で使いやすいと思います。
各弦の音を覚える
ギターの弦は6本ありますが、音が低いほうから次のようになります。
E A D G B E
音をドレミでなく英語にしてあるのは、チューナーの表示が英語だからです。ドがCでアルファベット順ですので、ついでに覚えておきましょう。
はじめは紙に書いて貼っておくのもいいですね。
チューナーの使い方
では実際の使い方です。
クリップチューナーであれば、ギターのヘッドにつけましょう。
5弦をチューニングする場合はAの音に合わせます。
たいていのチューナーはクロマチックといって半音ごとに音が変わります。F♯→G→G♯→A みたいな感じですね。
各弦の音しか反応しないギターモードがある場合もあります。好みで使い分けてもいいですが、慣れてしまうとクロマチックモードが使いやすいです。
弦を巻き上げてAになったら、メーターが真ん中にくるように調整してみましょう。ぴったり合うと色が変わったりして知らせてくれます。
ぴったり合わせるコツ
弾いた瞬間は音が不安定です。余韻で合わせるとうまくいきます。
弦は巻き上げながら合わせましょう。その方が安定するからです。上げすぎた場合は、いったん音を下げて、また巻いていきます。
ギターは共鳴といって、弾いていない他の弦が鳴ってしまうことがあります。ひとつの弦を合わせたら、次にいく前にすべての弦の音を消しましょう。弦にさわってしまえば大丈夫です。
すべて終わったら、もう一回くり返してチェックできると、なお良いですね。
読んでいただき、ありがとうございました!