石川ギター教室ブログ

現役講師が伝える大人からクラシックギターを弾く方法

クラシックギターの弦交換で大事なこと

クラシックギターの弦交換で大事なこと。

それは弦が抜けないようにするということです。弦がすっぽ抜けてしまうと、たいていブリッジ下の表面板に傷がついてしまいます。

これは私をふくめ多くの方が「しまった!」と思ったことがあるのでは。

特に気をつけたいのが細くて張りの強い1弦です。

ブリッジに弦をからげる

1弦だけは、からげる回数を3回にしましょう。2・3弦は2回。4~6弦は1~2回で大丈夫です。

あと弦が止まっている位置も大切です。

良くない例

ブリッジに弦をからげる

ブロックの上面で止まっていると、弦を巻き上げたときに抜けてしまいます。このギターは打ち傷がついてしまっていますね。

良い例

弦を止める位置

ブロックの後ろで弦が止まっています。

より安全なのは、結び玉を作ってしまうことです。

弦の結び玉

1~3弦の高音弦に有効です。

余った弦は、雑音の原因になります。爪切りなどでカットしておくといいですね!