石川ギター教室ブログ

現役講師が伝える大人からクラシックギターを弾く方法

ルールがわかれば楽しめる楽譜のコト

クラシックギターを弾くとき、楽譜を通して学んでいくことになります。

「楽譜は苦手」って思うかもしれませんね。でも少しずつ慣れていけば大丈夫です。

スポーツでも何でもルールがわかれば、楽しめます。まずは基本的なコトから確認してみましょう。

クラシックギターは、一般的なト音記号の五線譜を使います。

クラシックギターの楽譜

ト音記号はうずを巻いている音がト(ソ)です。下から二番目の線がソというわけですね。

楽器には音域といって、それぞれ音を出せる範囲が決まっています。

クラシックギターの場合は3オクターブ半です。ですので、この間の音だけドレミでわかればギターを弾けます。

ピアノのように、ものすごく低い音や高い音はそもそも出せませんので、そういう音は読めなくても心配ありません。

ちなみにドから次のドを1オクターブといいます。

あまり知られていませんが、ギターの音は楽譜の音より本当は1オクターブ低いです。

でも実際の音で楽譜にしてしまうと、ピアノのような二段譜になってしまいます。それでは読みにくいので、1オクターブ上げてト音記号のみですむようになっています。

先人の知恵に感謝ですね!