クラシックギターを弾くとき、楽譜を通して学んでいくことになります。
「楽譜は苦手」って思うかもしれませんね。でも少しずつ慣れていけば大丈夫です。
スポーツでも何でもルールがわかれば、楽しめます。まずは基本的なコトから確認してみましょう。
クラシックギターは、一般的なト音記号の五線譜を使います。
ト音記号はうずを巻いている音がト(ソ)です。下から二番目の線がソというわけですね。
楽器には音域といって、それぞれ音を出せる範囲が決まっています。
クラシックギターの場合は3オクターブ半です。ですので、この間の音だけドレミでわかればギターを弾けます。
ピアノのように、ものすごく低い音や高い音はそもそも出せませんので、そういう音は読めなくても心配ありません。
ちなみにドから次のドを1オクターブといいます。
あまり知られていませんが、ギターの音は楽譜の音より本当は1オクターブ低いです。
でも実際の音で楽譜にしてしまうと、ピアノのような二段譜になってしまいます。それでは読みにくいので、1オクターブ上げてト音記号のみですむようになっています。
先人の知恵に感謝ですね!