目の前に2メートルの壁があったとします。
乗り越えるのは難しいですよね。
でも、もしそこに階段があったとしたらどうでしょう。簡単に登っていけますね。
クラシックギターを学ぶときも同じです。
いきなり曲を弾こうとするのは、一気に壁を越えようとするようなものです。
やはりステップをつける。段階的に課題をクリアしていく。それが確実な方法ではないでしょうか。
では、どういう順番で学べば良いか?
それは心配しなくて大丈夫です。すでに段階的にギターを学べるものがあるからです。教本ですね。
どうやったらギターが弾けるようになるか?それを考え工夫したものが教本です。いわば先人たちの汗と努力の結晶です。そう思うと練習にも身が入りますね。
ピアノではバイエルが有名ですが、ギターではカルカッシが多くの教育的な作品を残しています。
カルカッシが生きた19世紀は、ギターがほっそりしているのも面白いですね。
教本の選び方ですが、一冊で「アルハンブラの思い出」まであるのは無理があると思います。まずは「禁じられた遊び」を目標に学んでいきましょう。
基礎的な教本をしっかりやっておく。そうすると、その後の上達が早いですよ。
私の教室では青本とよばれる「新ギター教本」を主に使っています。カルカッシの作品も、もちろん入ってますので探してみてくださいね!