クラシックギターを学ぶのに、なぜ古典が大事なのか?
それは単に古くて価値がある、というだけではありません。
そこには大切な理由があります。今回はそれを3つにまとめて、ご紹介します。
今の音楽にも役立つ
古典の時代になると音楽はメロディーが主役になります。それに伴奏やベースがつく。これって今の音楽に似ていませんか?
実は現在の音楽のスタイルの元になっているのが古典の音楽です。安らぐメロディーは、音楽を学び始めるのにもうってつけですよ。
ギターの黄金期でもあり珠玉の作品が多くあります。
音楽の基本を学べる
古典の曲は、音の形や並びがシンプルです。和音も基本に忠実です。
わかりやすくて学びやすい。それでいて内容もある。教材として最高ですね。
一般の人が音楽を楽しめるようになったのも、この時代です。楽譜の出版も盛んになりました。当時の楽譜は、現代のギターでそのまま弾けるのもいいですね。
技術の習得に良い
普通のギターには弦が6本あります。当たり前に思えますが、こうなったのは200年前のことです。ちょうど古典の時代です。
楽器が定まることで盛んになったのが、弾き方の追求です。練習曲や教本が、たくさん作られました。
古典が良いのは、ギターを弾く上での定石やツボがふんだんに詰まっていることです。一見、地味ですが味わいや歌心が感じられるのもいいですよ。
カルリやカルカッシなど。クラシックギターの教本には必ず入ってますから探してみてくださいね!