クラシックギターを構えるのに、昔は足台を使うのが常識でした。
でも現在は多くのサポート支持具が出ています。使う人も年々増えている印象です。
足台を使って、足がしびれる、腰が痛い、構えづらいなど困るようでしたら試す価値がありますよ。
足台以外のギターサポートで最もポピュラーなのが、エルゴプレイというギターレストです。
ドイツ製で、しっかりしています。
類似品もあるようですが、本家のものがいいと思います。
写真は20年近く前に買った私物ですが、ステージや練習で今も活躍してくれています。
使い方は簡単で吸盤をギターの側面につけるだけです。三点止めなので比較的、安定します。高さと角度を細かく調整できるのもいいですね。
ちなみに吸盤は、つきにくくなったらお湯につけると復活します。
エルゴプレイが良いのは、ただ自然に構えるだけで理想の構え方になることです。これは両足が床につくことで背骨がまっすぐになるからです。ギターを弾くのも楽になりますよ。
ももの上ですべりやすい場合は、すべり止めシートを使ってみましょう。百円ショップで手に入ります。
エルゴプレイにはデメリットもあります。
ギターの塗装によっては外れやすかったり、吸盤の跡が残ってしまうことです。
クラシックギターが上手く弾けないとき、演奏フォームに問題があることはよくあります。構える方法を見直すのはいいですね。
エルゴプレイには種類が、いくつかあります。大がレギュラーサイズで標準です。最初のモデルでもあり、私もこれを愛用しています。吸盤は交換用も手に入るので長く使えますよ。