石川ギター教室ブログ

現役講師が伝える大人からクラシックギターを弾く方法

クラシックギターのフォームで知るべき2つのこと

クラシックギターのフォーム

クラシックギターを弾くというと、つい両手の動きが気になりませんか。

でも、それ以前にとても大事なことがあります。それはフォームです。

今回のポイントを知ると、ギターを弾くのが楽になり上達しやすくなりますよ。

注意するのは頭と手首の2つです。

頭を下げない

スマホ症候群って知っていますか?

スマホを見るときに、うつむいてしまい肩や首が凝ってしまうというものです。これは4~5キロもある頭を下げてしまうことで起こります。

クラシックギターも同じです。前かがみでギターを弾くと頭が下がります。すると重い頭を支えようと、肩や首、背中がこわばってしまいます。これだと、上手く弾くのは難しいです。

自然に背すじを伸ばしてみましょう。胸を張ると頭が下がりにくくなり、呼吸も楽なのでお勧めです。

姿勢が良くなれば、脱力もでき指も動かしやすいですよ。

手首を曲げない

目の前の物を何でもいいので取ってみてください。

手首がまっすぐではありませんか?それは手首がまっすぐな方が、手が安定して力を使えるからです。

ギターが何となく弾きにくい場合、両手の手首をチェックしてみましょう。強く曲がっていませんか?

実は指を動かすときは、手首から先の前腕の筋肉も使っています。

ですので肘から指先まで、まっすぐな方が指は動かしやすいです。逆にいうと手首が強く曲がっていると指は動かしにくいです。

手に自然を心がけるとギターも弾きやすくなりますよ!